好奇心は

趣味
福岡市東区箱崎のお隣、筥松 に2019年5月オープンしました
完全貸切りのリラクゼーションサロン黒猫屋です。1日3名限定、あなただけのオーダー施術。
アラビアンナイトの店内でまどろみの時間を。
マッサージではなく、リラクゼーションです。ボディケア(もみほぐし), リフレクソロジー, ドライヘッドスパ, マタニティコース, セラピストの個別お悩み相談もやっています。
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言語学者の吉岡乾さんの
「現地嫌いなフィールド言語学者、かく語りき。」

国立民族学博物館に勤務するフィールド言語学者の吉田乾さん
パキスタンとインドの山奥で、話者人口の少ない七つの言語を調査中
調査は現地で協力者を探すことに始まり、言語を聞き取り、単語や諺を集め、物語を記録するなど、その過程は地道なもの
しかも吉田乾さんはまだ30代。ずい分若い言語学者だと思ってこの本を手に取りました。
コンビニが恋しくなったり、電気(電波?)が恋しくなったりしながらも消えて無くなりそうな言葉を求めて山奥へ行く姿がまるで猫の様
「好奇心は猫を殺す」じゃないけど、知的好奇心強めの人って無茶をする人多い・・・。

この本の形式はエッセイで、研究成果の発表と言うよりは
フィールド活動を書いてるので、言語学に興味がなくても楽しめました。
文字がない言語かつ、その言葉を使ってる人が減ってる言語
読んでてドキドキした、吉田さん早く!って。
日本人は記録が好きだし、公も庶民も記録マニア
江戸川乱歩なんて、ちょっと変態的なほど自分の記録を集めていたことで有名なくらいだし
私も、文字が好きでメモ魔なので文字がない感覚は分からないけど

そもそも文字がないって、どんな概念で生きてるんだろう。
うちの祖父も、文字は働きながら覚えたって言ってたしな
全部聞いて頭の中で覚える方がすごいと思う。

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