福岡空港・博多駅から車で15分の
完全貸切りのリラクゼーションサロン黒猫屋です。
アラビアンナイトの店内でまどろみの時間をお過ごしください。
マッサージではなく、リラクゼーションです
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月末の銀行は何だか混雑していて、ATMも長蛇の列
どことなく皆さん余裕がなくて、待っている間もイライラが募っている気配
同じく列に並んでいる私も、支払いと引き落としの多さに少しどんよりしながら
ATMの穢れを背負って次の場所へ
諸々の振込をするためにコンビニへ行くと、ちょうどお昼時な事もあって
これまた列が出来ていた
私のすぐ前の男性は煙草を買うために番号を伝えているけど
ぶっきらぼうなせいで、早口活舌が悪い
日本語がたどたどしい店員さんが煙草の棚に手をかけると
「11番!」と激しめに指示
「ジュウイチバン」って日本語ですよ?もう少しゆっくり言ってあげてもいいんじゃないの?
ハンドサインで左右の人差指を立ててあげるとかさ?
銀行から引きずっていた、自分の分も周りの分ものイライラモヤモヤの穢れが
とどめを刺された
くそったれが!と遠ざかる背中に呪いをかけていたら
私の順番が来たので、コンビニ支払い伝票を3枚渡してしばし待つ
見るとはなしに見たレジの女の子は
小っちゃくて多分20代前半位のアジア系の女の子(お名前から中国の方?)
さっきのおっさんはこんな子にあんな態度を取っていたのか!と余計に腹立たしさが込み上げて追加で呪いの言葉を吐きそうになっている私の前で、レジの女の子は
そろーり、そろりと、慎重に丁寧に私の支払い伝票に収入印紙を貼ってくれて
ここに受領印を押してね~の枠に、キッチリ真っ直ぐ受領印を押してくれ
領収証3枚をきちんとそろえて、微笑みながら
「アリガトウゴザイマシタ」
その時私の心のオクサレ様(千と千尋の神隠しに出てくる穢れた河の神様)が浄化された!
ままならない事もあるけど、報われた気がした
コンビニのドアを開けたら、快晴で心地よい風が吹いていて
単純でかつ浄化されている私は
「あぁ、もうすぐ夏ネ、風が気持ちいいワ☆」とつい先ほど人を呪っていた事も忘れてご機嫌で帰路へ
レジの彼女は気づいてないけど、私は救われたと言うか報われた気がしました
私に関係ない、あるんだかないんだか分かんない悪意を勝手に受け止めて
自分が穢れるなんて意味ないのに、ちょっと弱ってると食らっちゃう事ってありませんか?
悪意も善意も存在させてしまうのは自分次第で、事象に名前を付けてしまった瞬間に実在させてしまう事になるんですよね。