ロングコースしかないサロン(全コース100分以上)
福岡空港・博多駅から車で15分の
完全貸切りのリラクゼーションサロン黒猫屋です。1日3名限定。
アラビアンナイトの店内でまどろみの時間をお過ごしください。
マッサージではなく、リラクゼーションです
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先日ミュージックステーションで
エレファントカシマシの宮本浩二が「ハレルヤ」と言う新曲を歌っていました
宮本節で歌われる「ハレルヤ」は、力強くて明るくて、応援されてるような
元気を出そうぜ!と言わんばかりの曲で、らしいなと思ったのですが
私の中の「ハレルヤ」はこの人の印象が強すぎるんです。
【グレース/ジェフ・バックリー】
1994年発売のこのアルバム
CDの帯に書いてある、解説者の名前で購入を決めました
(当時はどんな音楽なのかを確認する術がCDショップの試聴機しかなかった)
洋楽専門雑誌「ロッキンオン」の編集者 田中宏明が言うなら良いに違いない!
と購入したのですが、大当たり!
声が素晴らしい
彼のお父さんも伝説のシンガーソングライター、ティム・バックリーです
2人とも早く亡くなるので、あまり作品は残っていませんが
素晴らしい曲と声。
日本で言うと(置き換える必要あるのか分かりませんが)
尾崎豊親子みたいな感じかな?
元は、レナードコーエンの曲で、色んなミュージシャンがカバーしてますが
ベストプレイは私の中では、ジェフ・バックリー。
なんとアニメ映画「シュレック」の挿入歌にもなってるんです
ギター1本で歌うハレルヤ、ハレルヤが降ってくる!
儚くて、優しいハレルヤ
疲れている今の状況だからこそ聴いてほしい。
作曲者レナード・コーエンが生前のインタビューでこの曲について語っています
「『ハレルヤ』は、『神に栄光を』を意味するヘブライ語だけれども、この歌では、さまざまな種類の『ハレルヤ』が存在しうるということを説明している。どんな壊れたハレルヤでも、同じだけの価値をもつ。それは、自分が人生において信じてきたことを、宗教的なやり方でではなく、熱狂と情感をもって確かめたいという欲求なんだ」
インタビュアーの考察は、
「熱心なユダヤ教徒の家庭に育ったコーエンは、だからといって、この歌のなかで、決してユダヤ教の教義を歌ったわけではなかった。むしろ教義から外れたような人や心情の上にも、「ハレルヤ」は降ってくるということを、コーエンは歌ったのだ。幸福な時間だけでなく、苦しみや孤独や痛みのなかにあっても、ふと口から「ハレルヤ」の語が漏れる。それが、どんなに「冷たく壊れたハレルヤ」であっても、それは等しく価値をもつ。「ハレルヤ」はこの世の誰もが口ずさむ資格がある、というのがコーエンの真意だったとするなら、この歌は、寛容と多様性を信じる歌だともいえるのかもしれない。だからこそ、きっと、みんなが、この歌を歌いたがる。」
アメリカのオーディション番組では、一時期あまりにもこの曲を歌う人が多くて禁止になったとか・・・。