凄腕ドライバー

先日、用意をのんびりしていてうっかり遅刻しそうになり
至急ももち浜に向かいたかった私は

公共の交通機関では間に合うか間に合わないかの瀬戸際の時間だったので
タクシーで行くことにしました

そこら辺の道で最初に来たタクシーを止めると

小柄な、白髪の、穏やかそうな
執事みたいなおじいちゃんがドライバーさんでした

結構急いでいるんだけど、このおじいちゃんで大丈夫だろうか？
とは思ったものの、行き先を告げて向かってもらいました

世間話のついでに、「待ち合わせ時間に間に合うかヤバ気味です」の話をすると
「急ぎますか？」と言って、ニヤリとされました

そこからの運転はすごかった！
こんな道あるの？ここ入れるんだ！ウィンカーはカッチくらいしか反応させないの？

どこかにつかまってないと振り落とされそうなドライビングテクニックで
あっという間に目的地に到着しました（しかも法定速度は守っているという不思議）
都市高速も使ってないのにこんなに早く着くなんてと
お支払いを終わらせて下車しました。

素晴らしかった！また何かあったらお願いしたい！と感動。

心から感謝してタクシーを見送ったのですが
ハタと気づいた、名刺もらってない！
個人タクシーだったのでどこかに問い合わせも出来ず
名前も忘れました。

またお会いしたい、凄腕ドライバー
乗ってる間はドキドキしたけど、まるでワープしたように私を目的地に届けてくれました
もちろん遅刻せず、何ならちょっと早く到着しましたよ。