完全貸し切りサロンにした理由①

黒猫屋について

福岡市東区箱崎の完全貸し切り、リラクゼーションサロン黒猫屋です
元ラフィネの店主が、ボディケア・リフレクソロジーをやっています。

よく友人知人に
「この広さがあるなら何人か雇ってやればいいのに、もったいなくない?」
と言われます。
確かに、黒猫屋は17坪あるので2LDKのマンションと同じくらいの広さなんです。
収益を考えるならその方がいいのかもしれませんが、複数のお客様がいる空間で施術を受けていただくのが嫌なんです。

あれは、まだ大型店舗で働いていた頃
その店には30人近くのスタッフがいて、ベッドは13台ありました。
お客様もひっきりなしに来店されて、お隣のベットとの距離も近く、カーテンで仕切られているだけでした。

ある時、私が担当させていただいた男性は、
出張の帰りに立ち寄ってくださって、60分のボディーケアを受けてくれました。
柔らかい雰囲気の方でお話を楽しみたい方だったように記憶しています。
お話するうちにだんだんと言葉が変わってきて、女性だったかしら?というような言葉と内容に変わってきました。
その方、見た目は男性で心は女性だったんです。
「会社でもカミングアウトしてるのよ~」
と言われて、楽しくおしゃべりさせていただいていたのですが
お隣のベッドで施術を受けていた男性から
「うるせーおかま、静かにしろー」
と怒鳴り声がしました。
私が担当させていただいていたお客様が(まさに、おかまと言われた本人が)
「ごめんなさいね~、もう寝るわ~」
と言ってくださって、なんと私にも謝ってくださったんです。
小さな小さな声で
「ごめんね」と

とてもとても悲しくて失望しました、自分に。

目の前にいるお客様だけしか見えていなかった、自分に。

本当は私がコントロールしないといけなかったんです、会話とか声の大きさとか
お隣のお客様だって、言い方が激しかっただけで間違ってはいないんです
だって、ゆっくり寝たかったし、疲れてイライラしていたかもしれないから(ビジネスマンはストレスにさらされてますからね)

黒猫屋では、もうこんな思いはお客様にはさせたくないんです。
素のおしゃべりをさせてあげることができないなんて!

静かにしたい人としゃべりたい人は同じ店に一緒にいられないでしょ?

この先も誰かを雇うことも、ベッドを増やすことも考えていません
経営者になりたいんじゃなくて(経営者だけど)セラピストでいたいんです。

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