2009年5月上野駅
キャリーケースを片手に、もう無理だ！と
途方に暮れていました
完全貸切りのリラクゼーションサロン黒猫屋です。1日3名限定、あなただけのオーダー施術。
アラビアンナイトの店内でまどろみの時間を。
マッサージではなく、リラクゼーションです。ボディケア（もみほぐし), リフレクソロジー, ドライヘッドスパ, マタニティコース, セラピストの個別お悩み相談もやっています。
＊記事の内容が古い可能性があります。最新の記事から確認ください。
10年続けた事務の仕事を辞めて、まさかの31歳でセラピストの世界へ
まずは会社の研修で1か月東京の研修センターに行きました
会社の寮に住んで1か月研修を受ける予定（他県からくる人は皆ここに住む）だったのですが
ちょうど研修生が多い時期だったので、最初の3日間は会社が用意してくれた上野のビジネスホテルに研修生仲間3人で宿泊しました
そもそも集団行動の苦手な私
3人で同じ部屋にいるのもかなり苦痛だったんですが
4日後からは寮で1部屋に（部屋にもよる）
5人とか10人とか一緒に寝泊まりしないといけない
むーりー、無理からの無理、とんでもなく無理！
ビジネスホテル最終日の上野駅
1カ月分の荷物が詰まったキャリーケースを片手に途方に暮れていた私
しばし呆然としましたが、そんな場合ではない！
そうだ、高校時代の友人の家に1か月泊めてもらおう
勝手に決めて電話をしました
「今上野駅なんだけど、今日からしばらく泊めて」
電話に出た友人は二つ返事で
「いいよ～」
と快諾してくれました
この時、会うのも声を聞くのも10年ぶりでした！（手紙のやり取りはしていた）
何と心の広い人なのか、私だったら
「もっと早よ言え」とプリプリしながら迎えに行ったことでしょう
10年ぶり感は全くなく
「久しぶり～、変わってないね～」
と迎えてくれました（この変わってないねに色んな意味を感じた(笑)）
研修中は毎朝6時半に家を出て、帰ってくるのは20時過ぎ
休みも無かったので（自主練したりするんです皆で）
完全に寝に帰っているだけでしたが、ほっといてくれたのが助かりました
だって、初めての事ばかりの毎日で余裕がなかったんです
なんとか、かなり先生たちにお目こぼししていただきまして
予定通りの日程で研修を修了することが出来ました（長くかかることもあります）
「このご恩は必ずや何らかの形でいつの日かお返しいたします～」
鶴（JAL)に乗って、来た時と同じ唐突さで飛び立った私
タイミングを逃して、何にもしてなかったんですが
今回やっと恩返しができるタイミングがやってきました！
あの時助けていただいた鶴、やっと少しですがお返し出来ます！
そう、コロナです
この友人はコロナで大打撃を受けている職業
何とか給料は出ているみたいですが、たぶん仕事が全然動いてないはずなので
不安な日々なんじゃないかと思います。
現金書留で現金送りつけてやろうかと考えていたんですが（←何故か荒ぶってる）
あんまりじゃないか、と止められたのでAmazonギフトにしました
あぶく銭だから、この1年のうっ憤を晴らすべく
パーっと使ってね＆早く友人の仕事に日常が戻ってきますように。
