大丈夫!いつからでもどうにかなる

黒猫屋ってこんな人

最短距離を爆速で走る必要はない、寄り道がいつか伏線回収されるから

福岡市東区箱崎のお隣、筥松 に2019年5月オープンしました
完全貸切りのリラクゼーションサロン黒猫屋です。1日3名限定、あなただけのオーダー施術。
アラビアンナイトの店内でまどろみの時間を。
マッサージではなく、リラクゼーションです。ボディケア(もみほぐし), リフレクソロジー, ドライヘッドスパ, マタニティコース, セラピストの個別お悩み相談もやっています。
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本屋で表紙にひかれて購入した漫画
まだ、1巻が発売になったばかりなんですが
かなり面白かったし、熱くなれました
海が走る/たらちねジョン

主人公(多分)は、まさかの65歳未亡人
飛びぬけて美人でも、とんでもなく善良でもなく
何か特殊な仕事や能力があるわけでもない
どこにでもいる感じの主婦だった女性です

ご主人を無くしたばかりの主人公うみ子さん65歳
ご近所さんのフラダンス教室へのお誘いをかわす為
勢いで入った映画館で美大生のうみ君と出会うところから物語はスタートします

うみ子さんの気持ち(創作)の表現として
波が登場するんですが、諦めると波が引いて
始めようとすると波が出る

まだまだ始まったばかりなので、1巻では何も動き出してないんですが
かなりワクワクしました(ちなみにうみ子さんは秋から美大の映像化に入学しました)

うみ子さんとカイ君の会話もグッときます(基本カイ君は塩対応)
カイ君:「後悔してることってありますか?」
うみ子さん:「特にないかな(本当はある)」
「カイ君は若いからまだまだ取り戻せるわよ」
カイ君は:「こういうのって若いとか関係あるんですか?」
心の声で、「取り返せないものがあることをクラスメイトよりは知っている」
と流れてくるのがまた良かった

1巻最後の2人の会話もワクワクしました
うみ子さんが、言います
「船を出すかどうかだと思う、その船が最初からクルーザーの人もいるし
イカダの人もいて、年齢だったり環境だったりで変わるけど
誰でも船は出せる、とってもゾクゾクした、私はあなたで映画を撮るわ」

何かが始まりそうで2巻も楽しみです。

本当にいつからでも遅いなんてことはないし
寄り道も休憩も無駄な事なんてないんですよね
年々実感しています

無駄だと思ってた時間も、いつか伏線回収できる日が来るはず
遅いか早いかは分かんないし、もしかしたら死後
閻魔様の前で自分の人生を報告してる時にやっと
「あそことここで伏線回収できてたー!」と気づくかも。

そしてこの漫画を読んでいて思い出したのは
1997年連載していた、谷地恵美子の「明日の王様」
こちらは脚本家を目指している女の子が主人公でした

どちらの作品も、モチベーションが下がってきたときに読むと元気がもらえそうです。

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