共通点はヒト科

まだコロナが世界に蔓延する前の、2017年夏
お世話になっているバレエの先生のご依頼で、海外からやってきたプロのダンサーたちに舞台の楽屋に待機してボディケアをするという出張黒猫屋をしたことがあります

所謂ガラ公演（様々なダンサーが登場し、パ・ド・ドゥや小品を披露するコンサート形式の公演のこと）ってやつだったんですが、出演者はそうそうたる顔ぶれでヨーロッパの名だたるバレエ団で活躍している方達でした

皆さん気さくで、気取ったところのない、素敵な方たちだったんですが、オーラがすごかった
その大きな理由の一つはスタイルなんでしょうが、己を顧みるとちょっと悲しくなるほど皆さん驚異的にスタイルがいい！

手足がスラーっと長くて、顔が小さいうえに頭蓋骨が丸い（見事な卵型です、日本人には中々いない）そして、どこに内臓収納してるんですか？ってくらい腰が高くて胴が短い

私と彼らの共通点はヒト科ってことのみで、とても同じ生物とは思えませんでした
私が豆柴なら、彼らはボルゾイくらい違う！

更に、もともとの骨格が優勝してるところに持ってきて、毎日バレエを踊って筋肉を正しく使っているからもう骨格標本に触っているみたいなんです

私がお金を払いたいくらい、ありがたや～って感じで
ここの筋肉ってこうなってるって知識としては持ってたけど、実際に正しく収まってるのは初めて触った！と感動しました。

東ヨーロッパの方が多かったので（ジョージアとかルーマニアとかチェコとか）心配ではありますが、また素晴らしい踊りを日本でも見せて頂きたいな～。