世はこんなに癒しを求めているのに、なぜ黒猫屋は暇なのか？

とある月曜日、健康雑貨のコーナーで複数の紳士を付け回す怪しい影
そう、わたくし黒猫屋です

普段店と家の往復しかしないので、たまに出かけると体力の限界まで動き回る、徘徊癖がある黒猫屋なんですが、この日もウロウロウロウロ天神中を徘徊していて気づいたんです

天神の百貨店でも、雑貨屋でも、いたるところに癒しグッズコーナーがあって
世の皆さまは癒しを求めているのに、なぜ黒猫屋には来て下さらないのか？

黒猫屋になくて、癒しグッズコーナーにあるものとは何なのか？
目を血走らせながら、眉間にしわを寄せ、険しい表情で癒しグッズを物色していると

意外や意外、女性よりも男性の方が癒しコーナーには多かったです
しかも男性の方が真剣に物色されている

こんな絶好のサンプルを逃がすはずがない黒猫屋です

入浴剤を見ているふりをしながら、後ろの紳士が見ているPOPを確認し
写真に収め読み込む
「ふむふむ、睡眠のワードに惹かれたのかな？」

隣の棚を見ている紳士を後ろから覗き込み（見つからないように）
いなくなったら手に取っていた商品のラインナップと手に取った商品の違いを確認
「ベルガモットよりラベンダーか、クンクン、む！合成香料の香り！だから買わなかったのかな？」

少し先のツボ押しグッズで試し押しをしている紳士を確認
いなくなったら駆け寄り
「肩・腰・背中・頭の中で、腰をもみこむハンドマッサージャーを手に取っていた！
どれどれ、おぉ～効く！は～こんな感じで揉んで欲しいのね、勉強になります、ありがとうございます！」

何だかリサーチではなく、ただ楽しくなってしまった黒猫屋
結果、癒しコーナーにあって黒猫屋に無い物は何なのかは分かりませんでしたが
世の中は学びにあふれていて、たまには外に出ないとな～と思った月曜の昼下がりでした。