曇りや雨の日は調子が悪くなる「気象病」

豆知識
福岡市東区箱崎のお隣、筥松 に2019年5月オープンしました
完全貸切りのリラクゼーションサロン黒猫屋です。1日3名限定、あなただけのオーダー施術。
アラビアンナイトの店内でまどろみの時間を。
マッサージではなく、リラクゼーションです。ボディケア(もみほぐし), リフレクソロジー, ドライヘッドスパ, マタニティコース, セラピストの個別お悩み相談もやっています。
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曇りや雨の日に何となく調子が悪くなる、頭痛がするなど
寒暖差をはじめ、天気や気圧、湿度など
気象の変化によって起こる不調を「気象病」とよびます。
天気痛のイラスト

お客様でもこの梅雨の時期は、頭痛や肩こり・首コリ
むくみや不眠などの不調を訴える方が増えてきます

では、原因は何でしょうか?
調べてみると、「気象病」が起こる理由は
“自律神経の失調”のようです

年齢や性別に関係なく気象病は起こるようですが
特に悩まされているのは女性が多いような気がします
それは、月経があるので、ホルモンバランスの変化に対応するためにも
自律神経が働いているからのようなんです。

月経周期はさまざまなホルモンで調整され、
約1か月の間にそのバランスが変化しています
そのホルモンバランスの変化に、気象の変化が加わることで
自律神経の働きが過剰になってしまうそうです

更年期の女性も、ホルモンバランスが乱れやすくなるため、
特に気象病が起こりやすくなっている印象ですね

そして梅雨時期に、特によくお聞きするのが、頭痛!

頭痛は、血液に水分が溜まって血管が拡張し
神経を圧迫することで起こるので、湿度が高く汗をかきにくくなる梅雨は
特に頭痛が起こりやすくなるようです

気象の変化になぜこんなに振り回されるのかと言うと
耳の奥にある内耳の気圧センサーが、気圧の変化を感知する際に過剰反応し
それによって自律神経のバランスが乱れて様々な不調を引き起こすようなんです

つまり、耳のまわりの血行が悪くなると、内耳がむくんで過敏になり、
気象病を起こしやすくなるんです
そのため、気象病が起こりそうな時は、
内耳の血行をよくすることが、効果的な予防法なんです

内耳の血行をよくするには、耳の後ろにあるツボ(完骨)のあたりに
ホットタオルや温かいペットボトルを当てるなど温めましょう
耳つぼマッサージのイラスト
また、耳のマッサージもおすすめです
両耳を手でつまんで上下や横に引っ張ったり
つまんだまま回したりしてみましょう
耳と耳のまわりをもみほぐすことで血行がよくなり
内耳の状態の改善に効果があります。
黒猫屋では、ヘッドのコースでは必ず耳をほぐしています

セルフメンテナンスの場合は、朝・昼・晩1回ずつ
まずは2週間から1カ月程度続けてみてください
目の疲れにも効果的です。

【自律神経を整えるためには】
① 朝起きたら太陽の光を浴びる
② 毎日朝食を食べる
③ 日中にウォーキングなどの運動をする
④ ぬるめの湯で入浴する
⑤ 起床と就寝の時間を一定にして質の良い睡眠をとる

また、頭痛が起ったときには【五苓散(ごれいさん)】と言う漢方薬も効果的です
これは、体内の水分バランスを整えるもので、片頭痛にも緊張型頭痛にも効果があります
痛みが現れたときに服用するのはもちろん、『明日は雨が降る。頭が痛くなりそうだ』と感じたときに、服用することもできます

もうしばらくは気象の変化が激しい期間が続きそうですが
あの手この手で乗り切っていきましょう!

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