ピリピリさん④

迷子は楽園にたどり着けるのか?
福岡市東区箱崎のお隣、筥松 に2019年5月オープンしました
完全貸切りのリラクゼーションサロン黒猫屋です。1日3名限定、あなただけのオーダー施術。
アラビアンナイトの店内でまどろみの時間を。
マッサージではなく、リラクゼーションです。ボディケア(もみほぐし), リフレクソロジー, ドライヘッドスパ, マタニティコース, セラピストの個別お悩み相談もやっています。
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4.いざ、黒猫屋へ

リラクゼーションサロン黒猫屋は、女性セラピストの営むリラクゼーションサロンで
1日3名限定、100分以上のコースしかない、プライベートサロンでは珍しい路面店のサロン
オーナーセラピストである女性のこだわりを詰め込んだサロンらしい

予約の19時ちょうどにドアを開けて、サロン内に1歩足を踏み入れると

まあるい花の香りが押し寄せてきた
あぁ~、いい香りと、ホっとしかけた心を現実に引き戻す冷静な声

「お待ちしてました、ご記入からお願いします」
と言ってどこかに行ってしまったセラピストさん

何ともせっかちな人だなと思いながらも承諾書にサインをすると
先ほどのセラピストさんが戻ってきた

いくつか確認されて、コースを説明してくれた

とりあえず初回割引140分のベーシックコースでお願いする
アロマを選んだら

「それでは、お着替えご案内します」

と、すぐにサロン内に案内された

受付とは全く印象の違うサロン内
こんない広かったんだ!と驚いた

「わぁ~、あとで写真撮ってもいいですか?」

「もちろん、どこでも自由に写真でも動画でも撮ってください
施術後は散らかっちゃうから、今撮ってもらう方がいいかもしれません」

せっかくなので着替える前に撮らせてもらって、着替えの部屋に入った
用意してもらったガウンに着替えようと袖を通すと、なぜかホっとした
ズボンをはいた時も同じようにホっとした

そうか、肌がどこもチクチクしないんだ!
タグを確認したら、綿100%の文字

そう言えば、ここのセラピストさんも肌が弱いからサロンで使うものは植物性のものにこだわってるって書いてあったな

肌に優しいって意味を実感した気がする
今回じんましんで痒くなるなるまで、肌が特別弱い方ではなかったので今まで服の素材なんか気にしたことがなかった
今日着てきた服もいつもの服で、綿100%なんかじゃない

肌への刺激が全然違う!

着替えからこだわりがと優しさが伝わった気がして、これからの時間に期待が高まった。

着替えを終えて、カーテンを開けると、サロン内の照明が間接照明だけになっていた
かなり暗い、受付の電気も消してくれているみたい
リクライナーに案内されて、腰を下ろす

まずは、フットスパから始めてくれた

右足にたっぷりの泡をのせてくれて、右足からやってくれるのかな?と思っていたら、すぐに左足にも泡をのせた
そのまま、左足から丁寧に洗ってくれる

セラピストさんの手はもちもちで、それだけでも大分気持ちがいい。

しっかり圧をかけて指の間まで洗ってくれる、押してもらっているところから血が流れて、じわじわとした感じが足全体に広がった

あぁ私冷えてたんだな、固まってたんだなと感じた

人にさわってもらう気持ちよさ、他人に久しぶりに労わってもらう優しさに、うっとりする、人に触られる事で、二倍も三倍も癒されている

連日の激務で疲労困憊だった私の心が、息を吹き返した気がした

フットバスは、ちょうどいい温度で、冷えた末端にじんわりと温かい

フットバスに足を入れてもらって温まっている間に、すぐ横のテーブルに出されたのは梨酢とはちみつのホットドリンク、甘酸っぱくて美味しい

贅沢な時間だな~

はちみつの優しい甘さで、冷えていた体がポカポカ温まってきた

ここ最近のトゲトゲしていた気持ちが不思議と減っている

香りや音楽、温かさに癒される、サロン全体が私に体の力を抜いていいよって言ってくれてるみたい

足湯から両足を上げ、乾いたふかふかのタオルで優しく拭いてもらう

両足をオットマンに乗せて、タオルと綿のブランケットをかけてくれて
その上から暖かいブランケットをかけてくれた、肌に対する気遣いが細かい!

沈み込むような、ふかふかの枕を頭の下に入れてくれた、やっぱり枕にもタオルが巻いてある
肌がホっとする安心感で力が増々抜けて、ぼんやりしてきた

怪我や触られたくない所の確認をされた後

「特にお疲れのところはありますか?」

と聞かれた

言ってない部分はしっかりやってもらえないんだろうか?
肩も腰も頭も足も疲れているんだけど、なんて言えばいいんだろう?

「えーっと、全部?」

「あはは、全部ですか?お疲れなんですねぇ、普段どんな姿勢が多いですか?」

合ってた?よかった引かれなかったみたい、何言っても笑って許してくれそうで安心した

「椅子にずっと座ってて、最近は10時間くらい机に座ってパソコンとにらめっこしてます」

「あら~、すごい!それは全身ガチガチになりますよね~」

「はい、もう全身きついです」

「じゃあ、今日は全身ほぐしていきますね、まずは足のリフレクソロジーから始めていきます」

足に掛けてくれていたブランケットを、左足のひざ下までめくって
オイルを滑らかに下から上、下から上へとふくらはぎ、膝下の表側をリンパを流すようにマッサージが始まった

その時、冬で油断して毛の処理が甘かったことに気づいた
恥ずかしい!
しかも、かかともガッサガサで、乾燥もひどい!

「あの~、ごめんなさい、毛が生えてて…、かかともガッサガサで…」

「ふふふ、結構皆さんおしゃいますけど、全然見えないです薄暗くて」

「人間ですもの毛は生えますし、かかとも乾燥しますよ、私もです!」

笑って言ってくれた、本当に思ってそう、本当に気にしてなさそう

そんな安心感と信頼を持たせてくれた。

*黒猫屋です

「質問されて、なんて答えたらいいか悩む」
これは、慣れてきたころに皆さんおっしゃいます

私たちセラピストは、質問しすぎて麻痺してるので
正直何が言いにくいのか、恥ずかしいのかもう分からないんですが
何言われても気にしません

むしろ、気になっている事なんかは正直に言ってもらった方がやりやすいです
「どこが疲れてるか分からない」ならまんべんなくやっていきますし
言われなかったからって手を抜いたりはしませんし、揉み忘れたりもしませんのでご安心ください。

あと、毛の処理についても結構今まで言われる方が多かったですが
全然気になりませんし
「あの人毛があったな~」なんて覚えてませんし、気にもしてません
ホントに、「人間ですもの毛も生えるでしょ!」です。

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