反面教師

以前、飼い犬を追いかけまわしていた話でも出てきた母
かなりの天然です。
天然と言うとかわいい人を想像されるでしょうが違います
ふてぶてしい筑豊のおばちゃんです。

肌が鬼強いので、スキンケアはニベア1本
毎日すっぴんです。

私の中学校の時のジャージがお気に入りでいつも履いていました
お洒落なジャージではありませんよ、あずき色に水色の2本線が入っている色彩感覚を疑う配色のジャージです。
右の腰の部分に「徳永」（旧姓が刺繍されていましたが、便宜上徳永とさせていただきます）
の刺繍が入っています。
わが町古賀市内ならこのジャージでウロウロしていました（羞恥心はどこかに落としてきた？）

ある日、近所のサンリブに買い物に行く時に母も誘いました
私：「サンリブ行くけど、一緒に車乗っていく？」
母：「いく！財布取ってくるけん」
と準備する母、ちなみにおしゃべりなので今日の買いたいものをつぶやきながら準備していました。
母：「行こうか！」
私：「まさか、それでいくつもりでは・・・」
そう、いつもの中学ジャージです。
母：「何が、いかん？も～あんた、うるさ～」
分かってくれたのか、よかった、着替えてる。
しばらくして現れた母はやはりジャージでした!!!
彼女はジャージからジャージに着替えたのです・・・。
私：「それもジャージでは？」
母：「え！これ、アディダスばい！」
なんだ、そのドヤ顔は！
もはや戦意喪失、オシャレ着・アディダスのジャージを着こなす母とサンリブに買い物に行きました。