1987年7月21日古賀市の白馬の王子様

日々の事
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毎日毎日暑いですね~、私が子供の時はもっと涼しかった気がするんですがどうなんでしょうか?
ただ住んでた場所が田舎だったから涼しかっただけなのかな?(古賀市に住んでました、海が近いから涼しかった気がする)

ところで、終業式の日って覚えてますか?

35年前の1987年7月21日、例年通り終業式の日にすべての荷物をまとめて持って帰っていた私です
学期末に沢山の荷物を持ち帰る小学生のイラスト(女の子)
この日の天気は曇りのち晴れ、気温は32.8度、結構暑いですね!

少しづつ持って帰るのがめんどくさくて嫌いだったので、6年間長期休みの前の日は毎回このスタイルで持って帰ってました

ちゃんと準備はするんですよ、大きい袋とか風呂敷とかを持っていって、効率よく荷物が運べるようにしてました、小学校の18回(春休み・夏休み・冬休み)の実績がありますので慣れたもんだったんです

いつもは帰り道が同じ友人たちと一緒に帰るんですが、終業式の日は勝負の日!
この日は1人で競歩、いかに早く家に帰りつけるのかに集中してました

1987年の暑かった夏ももちろん私はこのスタイルで学校から帰ってきました
今年もやってやったという達成感で満足だった私は、荷物もほったらかしでお風呂に入り
アイスを食べて扇風機を独り占めしていました

すると母が、オロオロしながら妹が帰ってこないと言うんです
私の1つ下の妹は、同じDNAで構成されているとは思えないほど体が弱く、儚い(心も体も)奴なんですが(今は少し強くなってるのかな?)それにしても帰宅が遅かったんですよね

私と同じ小学校なので、同じ頃に帰ってきているはず(私がいくら爆速で帰ってきたとはいえ)

母:「遅すぎんやろか?あんた途中で見た?」
私:「わき目もふらず歩いていたので分かりません…」
母:「あんた、また通学路以外を通ったな!」

ご名答!近道を探して道なき道を通って帰ってきましたって言ったら怒るだろうな~と思ったので黙秘。

そんな事を言い合っていたら、玄関のチャイムが鳴りました
助かった!母よ早く出なさいよ

母:「あらあら、ありがと~、入って入って~」
?:「いえ、僕はここで」
母:「せめてお名前だけでも~」
?:「名乗るほどの者では~」

何やってるんだろう、玄関が騒がしいぞ?

ぐったりした妹と母が入ってきました
話を聞くと、どうやら毎年の私の姿を見ていた妹もこの年はまとめて荷物を持って帰ろうとしていたようなんです

そもそも体力と筋力が全く違う私たち、早々に無理だと悟った妹は困り果てて、大荷物と共に道の隅で泣いていたそうです
迷子の女の子のイラスト

しばらくめそめそしてたら、通りかかった自転車に乗った男子高校生が心配して声をかけてくれたんです、なんていい子!妹にはこう見えていたかも(母にもこう見えたらしい)
白馬の王子様のイラスト

全ての荷物を馬、違った!自転車のカゴに乗せてくれて、カゴに入らない荷物は王子、違った!男子高校生が持ってくれて妹は手ぶらで帰ってきました

母のお茶への誘いも、お礼も断って、名前も名乗らずに、馬に(違う!)乗ってさわやかに彼も帰っていったそうです(母はいまだに名も知らぬ男子高校生を探している)

結局この時の親切な王子は見つからずじまいなんですが、我が家の夏のさわやかなエピソードとして今も語り継がれています(こんな男の子と結婚してほしかったらしい母ですが、そんな出来た人は我々姉妹を選んでくれないぞ母よ!)

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