ストレス改善に効果的な音楽の聴き方

豆知識
福岡市東区箱崎に2019年5月オープンしました
ロングコースしかないサロン(全コース100分以上)
福岡空港・博多駅から車で15分の
完全貸切りのリラクゼーションサロン黒猫屋です。1日3名限定。
アラビアンナイトの店内でまどろみの時間をお過ごしください。
マッサージではなく、リラクゼーションです
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落ち込んでいる時、元気が出ないとき、ストレスが溜まってイライラしている時
どんな方法で解消していますか?

私は音楽を聴いて解消することが多いです(とは言えあまりストレスが溜まりませんが…)

そんな時にどんな音楽を聴くかと言うと
「がんばれ!」「みんながついてる!」「明日はよくなる」「前に進もう」みたいな曲とか
速いテンポの明るい曲は聴きません、何だか余計に疲れてしまう気がするから

どちらかと言うと、静かな曲、暗い曲を聴きます
自然にやっていたことなんですが、これには脳の何かしらの信号が関係しているのかも?と気になったので調べてみました

星野悦子先生(上野学園大学音楽学部音楽学科特任教授)によると

耳から入った音楽は、まず脳へと伝わり、全身に影響を及ぼします。
自律神経系に作用して、心拍や血圧が変化し、興奮や鎮静、リラクゼーションなどの効果がもたらされます。
同時に、心の状態にも影響を与え、感情、知覚、認知を活性化させることが分かっています。

音楽そのものではなく、音楽を聴くことによって思い起こされる記憶や感情も影響を与えます。例えば、子供時代や青春時代に流行した歌を聴くことで、当時の記憶がよみがえり、楽しかった思い出に浸るうちに、心が明るくなることがあります。

ふむふむ、「自律神経に作用して」のあたりが、ストレスを感じている時静かな音楽を好む事に関係していそうですね、また、こんな説も発見しました
『同質効果』
ギリシャの哲学者アリストテレスは、『そのときの気分と同じ音楽を聴くことが心を癒す』という説をとなえています。
つまり、悲しいときには、悲しい音楽を聴くほうがいいというのです。
これは『アリストテレスの同質効果』と呼ばれています
現代の音楽療法でも『同質の原理』と呼ばれて、最も重要な考え方のひとつです。
『異質への転導』
一方、ギリシャの哲学者で数学者のピュタゴラス(ピュタゴラスの定理が有名)は、
心がつらいときには、『悲しみを打ち消すような明るい曲を聴くほうがいい』
という説をとなえています。
これを『ピュタゴラスの逆療法』と言います。
現代の音楽療法でも『異質への転導』と呼ばれて、最も重要な考え方のひとつです
もう答えが出てしまいましたが、
最初は、悲しい音楽にひたる(アリストテレス「同質の原理」)
その後で、楽しい音楽を聴く(ピュタゴラス「異質への転導」)
この順番で音楽を使い分けるとスムーズに回復できそうですね
落ち込んでいる時、元気が出ないとき、ストレスが溜まってイライラしている時試してみてください。

ちなみに私が元気ない時に聴くのは、懐かしの映画「アメリ」の音楽を作曲したyann tiersenのピアノ曲です。
物悲しくて最高ですよ!
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